十一月二十三日(結婚記念日)に買って来たカサブランカがまだ楽しませてくれている。ほぼ二週間が過ぎているが、つぼみもまだ二つある。これが開花するかどうかも楽しみである。
花は皆大きく、私が両手を広げたくらいはある(私の手は相当大きい)。文句なく大輪である。堂々としている。少し高値のものを無理したのである。妻の手前、見栄を張った?のであるが、これほど楽しませてくれるとは、香りも咲き始めが強く、部屋に入っただけでプーンとくる、見事である。花にも色々あるが、春の桜、一週間の命というのが、日本人にはうけるのであろう。「散ってなおときめき残す桜かな」何年か前にラジオで聞いた句であるが、日本人というのは自然から色々な事を感じとれる民族なのであろう。俳句や和歌の様なものは他にない、ニュージーランドでは桜は九月に咲く、オークランドで桜の木の下で宴会もどきをしていたら、ニュージーランダーから「何をしているのですか」と聞かれた。あちらにはそういう風習は全くない。わびさびなどというものを感じられる我々日本人は素晴らしい感性を持っていると言えるのかもしれない。しかし最近はそういう事もまるで感じなくなっている様な出来事が多過ぎる。
「日本人、どうしたんだ!」。