11月2日のひとこと
早朝、一時間ほど家の近所を軽く走ったり、歩いたりする事がある。犬の散歩をしている人達と出会う。日の出真近に公園などでは彼等が、犬を連れて四人、五人と集まってくる。
何々チャン元気だったと、犬に話しかける。犬同志が後足だけで立ち上がり、前足で互に抱き合う様にする。再会を喜んでいるかの様に、そして井戸端会議。犬を仲立にした交流会なのだ。皆、楽しそうである。一見すると、サングラスをかけ、パンチパーマでごっつい感じで、あちらのスジの方かと思える人がいる。連れている犬は両手に入ってしまいそうなぐらい小さく、姿は「バンビ」の様に可愛いらしい。
このコントラストが何んとも面白い。上品な感じで小柄な中年のご婦人が、大型のボクサー犬に引きづられる様にして歩いている。全く相反する様な犬を連れている人達というのは、憧れか、自己表現で自分にもそういうところがありますというのか。こんな事を考えながら公園を通り過ぎる。
多分ニヤニヤしながら私は歩いているのだろう。
それにしても何んと犬の種類の多い事。又犬を連れて散歩する人の多い事か。雲の合間から大きな真赤な太陽がゆっくりと昇って来た。
「きれいだ!」手を合わせる。「ありがとうございます。」