7月6日のひとこと
競売の実務の中では明渡しが最もむずかしい。
家族で生活していたり、店として営業しているのを出て行ってもらう交渉なのだから、年老いた夫婦にここで死なせてくれ、子供の卒業まで何んとか、せっかくお客さんが増えたのに、時には空家のはずが組の看板が出ていたり、これを法律知識と腹芸で解決していくのである。
明渡しが出来る様になれば、一人前の競売屋として認てもらえた。
今、この明渡しについて、私はむしろ女性の仕事だと思っている。もちろんある程度の年の女性でなければ無理であるし、男性一人の家なども、さけた方が良いとは思うが、私どもでも女性の仕事として定着してきている。
原則論は、本当に、丁重に接する事である。