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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

3月1日のひとこと

◆昔の競売屋その3◆

毎夜、土台に薄めた酸をかけに行き、半年で家を傾けたMさん。
匂わない程度に酸を薄めるのがとてもむずかしいと言っていました。

あまり人相の良くないのを何人か連れ、
「お宅は色んな薬品を使うんだってねぇ、火をつけたらよく燃えるだろうね。」とKさん。
大山金井町のクリーニング屋さんでした。

これを一日おきに行ってやる。
私も一度現場へ行ったのですが、にこやかに、ちらっとやるわけで
しかしクリーニング屋のご主人はとても、かたい表情でした。

しばらくして明渡しは完了したそうです。
Kさんは早死しました。

2007年03月09日

3月9日のひとこと

◆昔の競売屋その4◆

連合艦隊の代表で父がよく競っていた。
連合艦隊というのは、それこそ競売の大立物達が競合を避けるために、
共同競買することで、一種の談合?

三人から五人位で組むのであるが、皆一国一城の主でむずかしく、
父がまとめ役であった。

お前が組む相手ではないから同じ様な事はするなと言われていた。
私も「共同のものは俺の代まで残してくれるな」と父に言っていた。

五、六年かかって処理してくれたが、中野の底地の一物件だけ残ったのが今もある。

二人で共同競買いしたものであるが、その共同の方も亡くなり、
相続した奥様も去年亡くなり、お子さん達は事情もあり、相続放棄。

持分2分の1は国へ行くのか、払い下げか、面白くなりそうである。
もうそれらの大立物達もお一人だけご在命と聞く、
父をのぞいて晩年は一様に孤独であった。

その時の父達の共同競買の影響か、今もって裁判所は特別な場合を除いて、
共同競買を認めていない。

2007年03月16日

3月16日のひとこと

◆身震いする物件◆

久しぶりに身震いする物件があった。

下町の商業地域の小さなビルで土地が30坪ついていた。長期の賃借人が一軒だけあり、大衆酒場をやっていた。
売却基準価格は6500万円、坪単価200万ちょっと、ある
地上げ屋さんの見積もりでは更地価格で坪1500万円も可
能とか。
45000万円になる。

『1億円出すから、空けてくれ。』大衆酒場の人、どうするだろう。

開札の結果は25000万円であるから、すごく高いと思うかもしれないが、明け渡しに1億円使ったとしても1億円の利益。

明け渡しができなかったらというというリスクもあるが、家賃30万円ほどで入っている賃借人に1億円出すからと言えば、余程のことが無い限り空くであろう(3000万円でも可能かもしれない)

時にこういう物件が出てくる。
こういう物件にどんどん入札してみたい。
皆様、いかがでしょう、一緒にやりませんか?

2007年03月23日

3月23日のひとこと

銀座の中央通りに面した土地の価格が、坪当たり1億円を超えている。
バブルの最盛期をもしのぐ勢いである。どう考えたらいいのか、
大変難しい。ファンドというものの出現がそれに拍車をかけて分かりにくくしている。

もうそろそろかなと思っていた矢先、外資の大手がこれから2兆円の投資をするという記事が日経に出て、又、勢いづいた感じがする。

たしかに世界の大都市の中でも東京が最も動いていて面白い場所なのかもしれない。

住宅地の松涛あたりも坪800万などと言っている。

行き着く先はどこなのだろう?

2007年03月30日

3月30日のひとこと

ゴルフ場に行く途中に桜並木がある。
満開の時にぶつかった年は、一時、車を止めて両手を合わせる。

本当に幸せな気分になる。
あと何回来られるだろう。
一年にたった一週間の見頃の桜たち。
その桜に会える日が刻々と近づいている。

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